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候補者データベースの画面を見ながらスカウトメッセージを作成する採用担当者の手元

HR RECRUITING TOOLBOX

スカウト採用を、
設計思想で見比べる。

ビズリーチ・Wantedly・Green・YOUTRUSTからLinkedIn・ミイダスまで。アプローチ方法と料金体系の種類を比較表で整理します。

このページで扱う範囲

ダイレクトリクルーティングは、企業側が人材データベースの中から自社の要件に合う人材を探し、スカウトメッセージを送って直接アプローチする採用手法です。このページでは、国内で広く使われている8社を、運営会社・アプローチ方法・料金体系の種類という事実項目で比較します。求人媒体との違いについては採用手法の全体像で整理していますので、あわせてご確認ください。

各サービスはアプローチの設計思想が大きく異なります。転職顕在層のデータベースを軸にするもの、ビジネスSNSのつながりを軸にするもの、社員クチコミの閲覧者を軸にするものなど、比較表で違いを確認したうえで、自社の募集職種や採用フェーズに照らして検討することが実務上の出発点になります。ダイレクトリクルーティングも職業安定法上の位置づけに関わるため、制度の概要は厚生労働省の該当ページで確認できます。

【比較表】ダイレクトリクルーティング8社

プレイヤー運営会社サービス形態主なアプローチ方法料金体系の種類無料/トライアル特徴
ビズリーチ株式会社ビズリーチ(ビジョナル完全子会社)データベース型スカウト企業からのスカウト送信プラン契約制(4つの料金プラン、料金表は公式サイト参照)有料(プラン契約制)ミドル〜ハイクラス層の登録が多いとされる
Wantedlyウォンテッドリー株式会社ビジネスSNS型プラットフォーム共感ベースの募集記事+スカウト月額固定型(初期費用0円・成果報酬0円)無料トライアルあり(30日間)「共感」を軸にした募集記事フォーマットが特徴
Green株式会社アトラエIT/Web特化型スカウト企業からのスカウト送信成功報酬型(掲載は無期限)掲載無料・成功時のみ費用掲載期間・本数を制限しない料金設計
YOUTRUST株式会社YOUTRUSTキャリアSNS型スカウトつながりのある人材へのスカウト送信プラン契約制(詳細は公式サイト参照)有料(プラン契約制)転職潜在層にもアプローチできる設計
LinkedInLinkedIn(Microsoft傘下)ビジネスSNS型プラットフォームリクルーターライセンスによるスカウト送信求人広告/リクルーターライセンス制(料金は公式サイト参照)公式サイト参照グローバル人材へのアプローチに使われるとされる
OpenWorkリクルーティングオープンワーク株式会社(リンクアンドモチベーション子会社)社員クチコミ連動型スカウト登録レジュメへのスカウト送信基本利用料(6か月/12か月)+成功報酬有料(期間契約制)「OpenWork」のクチコミ閲覧者にアプローチできる設計
ミイダスミイダス株式会社(パーソルグループ)適性診断連動型スカウト診断データに基づくスカウト送信月額固定型(プラン契約制)有料(プラン契約制)活躍要因診断等の適性診断機能を掲載
dodaダイレクトパーソルキャリア株式会社会員データベース型スカウトdoda会員データベースへのスカウト送信初期費用型(成功報酬0円)/月額+成功報酬型の2種類有料(契約制)doda会員データベースに直接アクセスできる設計

2026年9月時点、各社公式サイト・公開資料に基づく。最新情報は各社サイトで確認してください。

プレイヤー別プロフィール

ビズリーチ

ビズリーチは、ビジョナル株式会社の完全子会社である株式会社ビズリーチが運営するデータベース型のスカウトサービスです。独自の審査を通過した人材が登録するデータベースの中から、企業が自ら要件に合う人材を検索し、スカウトメッセージで直接アプローチする仕組みで、ミドル〜ハイクラス層の登録が多いとされています。料金体系は、採用計画に合わせて選ぶ4つの料金プランが公式サイトで案内されており、具体的な内訳は料金表の請求で確認する形になっています。詳細は公式サイトで確認してください。

Wantedly

Wantedlyは、ウォンテッドリー株式会社が運営するビジネスSNS型の採用プラットフォームです。「共感」を軸に、企業のミッションや働く人の想いを伝える募集記事を掲載し、興味を持った候補者からのカジュアルな応募や、企業側からのスカウトでマッチングする設計になっています。料金体系は月額固定型で、公式サイトでは初期費用0円・成果報酬0円と案内されており、30日間の無料トライアルも用意されています。Web系職種の若手層の利用が多いとされています。

Green

Greenは、株式会社アトラエが2006年から運営するIT/Web業界特化型のスカウトサービスです。求人の掲載期間や掲載件数、スカウト送信数に制限を設けない設計を採用しており、料金は採用が決定した際にのみ発生する成功報酬型です。追加の月額費用や更新費用がかからない料金設計のため、IT/Web領域で継続的に採用活動を行う企業に使われているとされます。詳細な料金水準は公式サイトで確認してください。

YOUTRUST

YOUTRUSTは、株式会社YOUTRUSTが運営する日本発のキャリアSNSです。一般的な求人サイトのように不特定多数へ求人票を公開するのではなく、SNS上でつながった人材にスカウトを送ったり、プロフィールを閲覧したりする設計になっており、積極的に転職活動をしていない転職潜在層にもアプローチできる点が特徴とされています。料金体系はプラン契約制で、詳細な金額は公式サイトの案内に従って確認する必要があります。

LinkedIn

LinkedInは、Microsoft傘下で運営されるグローバルなビジネスSNSです。求人掲載は単発の掲載と複数掲載の契約形態が用意されており、料金は公式サイトから問い合わせて確認する形になっています。本格的にスカウトを行う場合は「リクルーターライセンス」を契約し、登録メンバーを検索してメッセージを送る運用になります。世界規模のネットワークを持つため、海外人材やグローバル職種の採用で検討されることが多いとされています。詳細な料金体系は公式サイトで確認してください。

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OpenWorkリクルーティング

OpenWorkリクルーティングは、株式会社リンクアンドモチベーションの子会社であるオープンワーク株式会社が運営するスカウトサービスです。社員クチコミサイト「OpenWork」の利用者にスカウトメッセージや求人情報を届ける仕組みで、料金体系は6か月または12か月の基本利用料に、採用決定時の成功報酬を加える構成で、スカウト送信数に応じた複数のプランが公式サイトで案内されています。中途・新卒の両方に対応しており、一つの契約で両方のスカウト機能を利用できる設計だとされています。

ミイダス

ミイダスは、パーソルグループのミイダス株式会社が運営するダイレクトリクルーティングサービスです。適性診断機能を通じて自社にフィットする人材像を明確にしたうえで、条件検索やスカウトメールの自動配信によって候補者にアプローチする設計になっています。料金体系は月額固定型のプラン契約が中心で、企業の従業員数や契約期間、導入するオプションの組み合わせによって金額が個別に決まる仕組みです。正確な料金は公式サイトへの問い合わせで確認できます。

dodaダイレクト

dodaダイレクトは、パーソルキャリア株式会社が運営する会員データベース型のスカウトサービスです。転職サイト「doda」が保有する会員データベースに直接アクセスしてスカウトを送る仕組みで、料金体系は、初期費用のみで成功報酬が0円の定額プランと、初期費用0円で月額費用に成功報酬を加えるプランの2種類が公式サイトで案内されており、採用予定人数に応じて選ぶ形になっています。詳細な契約条件は公式サイトで確認してください。

比較表の読み方

ビズリーチ・dodaダイレクトのように大規模な転職顕在層データベースを持つサービスは、幅広い職種で候補者を探したい企業が検討対象にしやすい系統です。一方、Wantedly・Green・YOUTRUSTのように「共感」やSNS上のつながりを軸にするサービスは、企業のカルチャーやミッションへの共感を重視する採用、あるいはIT/Web領域に強みを持つ採用で検討対象にしやすい系統といえます。ミイダスのように適性診断を組み込んだサービスは、自社に合う人材像を可視化したい企業に向いた設計です。

料金体系は、月額固定型・成功報酬型・基本料金と成功報酬の組み合わせ型に大別できます。運用にかけられる予算と、採用したい人数の見込みを照らし合わせて検討する必要があります。実際にスカウトを送る際の文面の考え方は採用広報・スカウト文面のページで扱っています。

導入前に社内で決めておきたいこと

ダイレクトリクルーティングは、契約すれば自動的に候補者が集まる手法ではなく、社内の誰がデータベースを検索し、誰がスカウト文面を書き、誰が返信対応をするのかという運用体制がそのまま成果に反映されます。導入前に、週あたりに確保できる稼働時間、スカウトを送る対象の要件、返信があった場合の面談までの流れを決めておくと、契約後に「送る人がいない」「返信を放置してしまった」という事態を避けやすくなります。特に成功報酬型や期間契約型のサービスは、契約期間中にどれだけ動けるかで費用対効果が大きく変わるため、運用担当者の稼働を先に確保しておくことが実務上の前提になります。

また、候補者データベースの傾向(ミドル〜ハイクラス層が多いのか、若手やIT職種が多いのか)とサービスの得意領域は、各社の公式サイトや資料請求で確認できます。募集職種と登録者層が合っていなければ、スカウトを何通送っても返信率は上がりません。本ページの比較表は料金体系の種類や無料トライアルの有無といった事実項目に絞っているため、登録者層や返信率のような数値は、必ず各社の担当者から最新の資料を取り寄せて確認してください。

よくある質問

ダイレクトリクルーティングは運用に手間がかかりますか。

候補者の検索、スカウト文面の作成、返信対応など、求人媒体よりも能動的な運用が必要になる傾向があります。運用工数を抑えたい場合は、採用代行(RPO)にスカウト送信業務の一部を委託する選択肢もあります。

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複数のダイレクトリクルーティングサービスを併用すべきですか。

募集職種によって候補者が多く登録しているサービスは異なるため、併用する企業も見られます。ただし、それぞれの運用には工数がかかるため、まずは自社の募集職種に合いそうなサービスを一つ試し、手応えを見ながら広げていく進め方が現実的です。

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成功報酬型と月額固定型はどちらが向いていますか。

採用人数の見込みが少ない場合は、成果が出たときのみ費用が発生する成功報酬型のほうが予算管理をしやすい場合があります。逆に、継続的に一定数の採用を行う場合は、月額固定型のほうが1人あたりのコストを抑えられる可能性があります。自社の採用計画に応じて検討してください。

まとめ:次に読むページ

ダイレクトリクルーティングは、データベースの性質やアプローチの軸によってサービスごとの特徴が大きく異なります。比較表の事実項目を手がかりに、自社が求める人材層とサービスの登録者層が近いかどうかを確認することが、検討の出発点になります。

スカウトを送った後の応募者情報を一元管理したい場合は採用管理システムの比較を、スカウト文面や面接設計の実務は採用広報のページをあわせてご確認ください。

本サイトは採用手法・採用サービスに関する一般的な情報提供であり、求人情報の掲載や職業紹介は行いません。各サービスの料金・仕様は変更されることがあります。